息子は過去にテレビを2台壊しました。
最初はこのようなローボードにテレビを置いていたのですが
ローボードに登りテレビをガンガンを叩いたり、B-CASカードを取り出して行方不明になったり、ゆっくりテレビを見ることも出来ませんでした。
そんなことを繰り返しているうちに、ある日突然テレビの電源が入らない!!
壊れたー( ;∀;)
あー、また買っても同じことを繰り返すな…と思い、ポータブルテレビを買いました。
しかし、これもタッチパネル式で自由に操作が出来てしまい、自分の思い通りにならないとバンバン叩いたり、充電のコードを噛んでダメにしてしまう、テレビを隠すとテレビを見たいと怒る、など問題は減るどころか増えてしまいました。
自閉症の息子がテレビを2台壊す…対策は?
手の届く場所にあると壊す。
自分で操作出来てしまうタッチパネルのポータブルテレビは隠しても
「テレビだせー!!!」とパニックになる。。。
これは、もう壁掛けテレビにして届かないようにするしかない。
と、新しくテレビを買い、壁掛け工事もしました(このとき息子4歳)
こんな感じです。
本来ならもう少し下の方が見やすいそうなのですが、とにかく届かないように高めに設置しました。
その結果
設置した日からテレビへの問題行動が無くなったのです!!
こんなにあっさり解決出来るとは…。
届かないと諦めたのでしょうね。
こんなにすぐに諦めてくれるとは思っていませんでした。
踏み台を持ってきて触ろうとしたことは数回ありましたが、それでも届かないのですぐに諦めましたね。
工事から数年経ちますが、テレビは無事に動いています。
テレビに関する問題はこれで解決。
子供の特性にもよりますが、構造化(環境調整)で解決できることもあるかと思います。
こちらの本は大変参考になりました。
我が家のようにテレビの工夫のほかに、キッチン・玄関・窓など危険がウジャウジャするところへの工夫やヒントについて記載されています。
窓やベランダ・玄関からの脱走などは命の危険もありますからね…。
それなりに費用がかかってしまう大掛かりな工事例から、あまりお金をかけずに出来る工夫についても書かれています。
我が家もテレビの他に、棚に鍵を付けたり、ベランダに繋がる窓に鍵付きクレセントを設置しました。
また別記事で紹介したいと思います。