発達障害児のお悩み「部屋に足の踏み場がなくなる」

自閉症の息子が3歳くらいのことです。

家にいるとリビングにあるチェストに登り、上にあるものを全て落とし部屋中を散らかしていました。片付けても片付けても一瞬にして落とす。

before写真がないので分かりにくいのですが、高さが80cm程のチェストがありました。その上に本や文房具、小物、書類など色々ガサっと置いてたものを落とすのです。

リビングと隣り合っている部屋の棚の上の物も同様に落として部屋中に散らかすので、毎日毎日足の踏み場がない状態で疲れ果てておりました。

元々収納もあまりない家でしたので、これ以上どこかに隠したり収納することが難しかったため、、、

壁面収納にしました。

35万くらいかかりました( ;∀;)

でもでも!!!

壁面収納にしてからは物理的な構造は然り、視覚的な刺激も減ったせいか散らかすことは少なくなりました。

お値段以上!!!

すごい。

その中に欲しいものがあると取ろうとしますが、然程執着することもなくなりました。

説明して理解するなら苦労しません。

言葉が理解出来ない、我慢が出来ない、突発的な行動がある息子の場合、物理的な構造化をすることで対策できることが結構ありました。

  • 視覚的な刺激を減らす
  • 見えない構造にする
  • 届かない・触れない構造にする

息子にはこれらの対策が割と有効でした。

パニックが大変だった頃、家にいても全く収まらないことがあり、家で過ごすことが限界て近くのホテルに泊まってみたことがありました。

すると、荒れ放題の息子が落ち着いたことを覚えています。

ビジネスホテルの客室は家具も最小限で内装もシンプルですよね。

もしかすると、視覚的な刺激が少なくて落ち着いたのかな…と思いました。

真相は分かりませんが…。

対応してみないと分かりませんね。常に手探りです。

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