実は、発語のない11歳の息子が、ここのところ単語を発するようになっている。
最初は、おじいちゃんを指差して『ジジ』と言い
それから少しずつ、パパを指差して『パパ』(発音は不明瞭)とか
(『ジジ』が一番分かりやすく聞こえるかな)
私のことも『あばば』と言ったり。
多分、『まみむめも』が上手く言えない。
『パパ』も『パ』と『バ』の間のような発音。
それがそれが!!
一昨日あたりから『あばば』(ママ)が『ママ』になってきて、何回も呼んでくる!!!!!
やば。息子の声かわいすぎる。
『はい』と答えると、とても満足そうにする。
まさか、まさか、息子から『ママ』と言われることないかも…と思っていたので。。。
今後単語がポツポツ出たとしても音声言語でのコミュニケーションがとても難しいのは分かっている。
それでも、嬉しいわ。
前にも、1回だけ発して消失してしまったということは何度があったのだけど。。。
本当にそれっきりで、続くことはなかった。
で、この『パパ』『ジジ』などの単語が出る前に、PECS®︎の音声アプリで何度も人を呼ぶような行動が見られていた。
『パパ』『ママ』『ジジ』『ババ』『お姉ちゃん(名前で)』など。
ただ呼びたい。呼んで『はい』『なあに?』などと答えてもらいたい様子。
最初は感覚刺激か拘りか、、、と思い、修正した方が良いのか悩んだが、明らかに人を呼んでいるような感じだったので、様子を見ているところだった。
それが、自分の口から一生懸命発しようとするようになった。
人からの反応(人的強化子)を求めているんだな。
息子とのやり取りがとても楽しい。
まぁ、ただ、発語でコミュニケーションが成立していくことはかなり困難だと思うので、これまでと変わらずPECSで多くの表出を教えていくことには変わりないのですが。
それでも息子の声で『ママ』や『パパ』など聞けたということは本当に嬉しいこと。
引き続き色んな刺激を与えていこう。