今回はひっさびさに読んで良かった!!!
と思った本についてご紹介します。
これは、良かった!!本当に。
と言っても
発達障害関連の本ではありません。
うちは娘が中学生なのですが
ママ友との話で必然的に上がってくる話題は
- 定期テスト
- 受験
- 塾
の話です。
誰が焦っているかと言うと
子供ではなく、親
定期テストの結果を見て
『うちの子高校に行けるのかしら?』
と青ざめている親御さん多数です。
えぇ、私もその1人ですが(^_^;)
とは言え、子供のプライバシーがあるので
ママ友にテストの結果などを話すことは一切ありませんが…
中にはポロっとテストの点数や通知表の成績を言ってしまう方も…。
それで
その話の中でもよく聞くのが
塾に行っているのに全然成績が上がらない!!
なんですよね。
あー分かる分かる。
結局何でも自分次第っていうのは全てに共通しているとは思うのですが
そうは言っても親は勉強を教えるプロではないから外注をする訳で…。
高いお金を払っているのに、何故???
という思いが込み上げてくるのはある意味自然かも。
でも…
とてもシンプルで大事なことを忘れていました。
みんな同じ方法で上手くいくわけがない!!
そりゃそうだ。
そんなの当たり前だ。
息子の支援で痛いほど分かっているはずなのに。
同じ自閉症でも、みんなそれぞれ違うんだから
マニュアル通りになんか行かないの分かっているのに
なぜ、応用が利かないのかしら(自虐)
つまり
その子にあったやり方がある
ということです。
それについて詳しく書かれているのがこちらの本でした。
おうち受験コーチング
簡単にまとめると
人は9つのタイプに分かれていて
そのタイプに合った学習方法や声掛けを実施することで
塾に行かなくても成績を伸ばすことが可能なんだよ
という本です。
なんだ、占いみたいなものじゃん!!
と思われる方もいるかもしれませんが、科学的根拠があるようなのです。
でも占いも根拠に基づく統計学って言いますもんね。
それでですね
この本が凄く良いなと思ったのが
- 9つのタイプのそれぞれの特徴
- そのタイプに合った学習方法
- それぞれのタイプのお子さんの事例
について書かれているところ。
学習本や育児本って、あの。ほら。
ド正論だけ書いて、
『え、それは頭ではよく分かっているけど、じゃぁどうしたら良いの?』
『生身の人間なんだから、マニュアル通りに行かないし!』
ってものが多いでしょ。
だからあまり好きじゃない(笑)
そんな臍曲がりな私でも素直にスルスルと読み進めることが出来たかな。
親の思い込みは危険
この9つのタイプのどれに当てはまる(近い)か調べるために
タイプ診断のための質問というものがあります。
当てはまるものにチェックを入れてもらうのですが…
まぁ、色々とビックリしました。
チェックを入れた項目も然り
診断結果も然り
親視点は見当違いも甚だしい
ということです。
親が思ってたんと全然違う。
ということは
声掛けも全然違ってたってこと。
あーーーーー
なんか、色々と反省。
まぁ、こちらの本の診断結果が全てではないけれど。
生身の人間を見てアプローチすることが大事ではあるけれど。
本人が質問に答えた内容というのは紛れもない事実な訳ですよ。
これが今回のこの本に出会えて一番良かった点かな。
親の思い込みって一番危険よね。
これは息子の支援においても同様に。
勉強の偏差値の高さで将来が保証される時代ではないが
そもそも
偏差値で高校や大学を選ぶ時代でもないし
勉強の偏差値の高さだけで将来が保証される訳でもない
と思っているので
娘が小学生の頃は
学習に対して呑気に取り組んで来てしまった親でございます。
しかし…
システムとしてね
テストの実試験と内申点を合算した点数で進学できる高校が決まる。
要は成績次第で選択肢が変わる
ってことなんですよね。
まぁ当然なんですけど。
で、娘の場合、既に明確な目標があって、行きたい高校がある。
これはとても素晴らしいことだと思う。
そのためには
受験をクリアしなければならない
公立高校の受験システムは地域によって異なると思うのですが
色々理不尽だなって思うことはある。
多様性を重視すると言っている時代に
全然多様性を重視していない選考方法だな…と思うし。
でもそうは言っても
世の中のシステムがそうなっている。
極論を言うと色々な選択肢や方法があるかもしれないけど
まずは、
高校受験をクリアするために勉強の成績を上げるしかない。
その一つとして勉強。
※公立高校の受験のシステムは地域によって異なるので、まずは地域の情報を正しく得ることが大事です。実際に、うちの娘の中学は他校に比べて定期テストが難しく内申点が低いということも判明(この時点で平等じゃないよね)。その上で対策を練ることが必要かと思います。
勉強だけではなく生活や仕事にも共通する
勉強、偏差値、成績、受験
という話にはなりましたが
こちらの本に書かれている
- 9つのタイプ別の学習方法
- 人をやる気にさせる声掛け
- 習慣付け
は、勉強や受験に限らず
日々の生活や将来の仕事にも共通していくことであると思います。
学びというのは様々な場面で生じますから。
そういう意味では
子供達のことや自分のことを振り返る良いきっかけになった本でした。
本日もお読みいただきありがとうございました(^ ^)