発語なし自閉症息子が使用する音声表出コミュニケーションアプリ

10歳の息子は重度知的障害を伴う自閉症です。

発語はありませんが、PECS®️でコミュニケーションが可能です。

ずっとアナログPECS(絵カード)でコミュニケーションをとっていましたが、今年の6月にデジタルPECS(PECS® IV+ )移行しました。

PECS(PECS® IV+)はiPadとiPad Mini専用のアプリで、一つのAppleアカウントでデバイス5台までインストールできます。

移行したと言っても、デジタル機器は故障時や災害時の停電などで使用できなくなる可能性がありますので、アナログ(絵カード)と併用している形です。

今日はとても嬉しいことがありました。

車で運転中、息子に

何か音楽聴きたい??

と聞いてみました。

私は運転中で息子が見えない状態。

言葉だけの問いを理解しているかな…??

と少し待っていると

アリエル、音楽、ききたい

と、PECSアプリで返って来ました!

すごい、感動。

アナログでは出来ないコミュニケーション。

デジタルの力は凄いですね。

  • 自分に向けての質問であることを理解していること
  • 言語のみの質問の内容を理解していること
  • 質問に対して答えたこと
  • エラーなく文構成したこと

素晴らしかったです。

その後も私がマクドナルドに寄ってコーヒーを飲みたいな…と思い

マックて何か食べる??

と聞いてみると

いりません

あ、そうか、いらないか^^

息子が要らないなら寄らなくて良いかな…(⌒-⌒; )

と寄らずに帰りました。

会話ができること、素晴らしいですね。

アナログ(絵カード)からコツコツ頑張ってきて良かった。

デジタルPECSでは、その場で音声を出すことが可能ですので

『人への働きかけ』

を意識して教えなければいけません。

伝えたい相手のところまで行き絵カードを渡すことで強化子が返ってくるアナログと違うところが、ここです。

まだまだ教えていく必要があるスキルであり、さらに『人』や『環境』への般化が課題となります。

親・家族はある程度息子のことを『察する』ことが出来てしまう。

しかし、親は先に死にますから。

息子が将来、施設やグループホームで生活するとなった時

伝えたいことを『誰にでも』伝えることができるスキルは、自分の生活を豊かにすると共に大きくストレスを軽減させることができると思うのです。

全ては息子の人生を豊かにするために。

少しずつ、無理せずに、コミュニケーションスキルを身に付けていってもらいたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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