息子は8歳で重度知的障害の自閉症です。
以前、息子が要求の指差しが出来るようになったというお話をしましたが、また息子の指差しに進化がありましたので、今回は
- 1歳半健診での様子
- 8歳息子の指差し成長過程
についてまとめました。
目次
1歳半健診での様子
1歳半健診で、バナナや車や動物のイラストが描かれた本を提示されて
『バナナはどれ??』などの質問に指差しで答えるという検査がありましたよね。
自閉症の息子は、全く指差ししませんでした。
まるで、何も聞こえていないようでしたね。
席に座って留まることも出来なかったように思います。
それでも健診で言われたのは
『2歳まで様子を見ましょう』
一方で
息子の姉である娘は、1歳半健診で全ての問いに指差しで答えていたのを思い出します。
自閉症息子の指差し成長過程
現在8歳、自閉症息子の指差しのおける成長過程と、一般的な発達の目安と比較すると、、、
指差しの種類 | 発達の目安 | 息子の指差し |
自発の指差し | 11ヶ月〜 | 8歳 |
要求の指差し | 1歳〜 | 8歳6ヶ月 |
共感の指差し | 1〜1歳6ヶ月 | 8歳7ヶ月 |
応答の指差し | 1歳6ヶ月〜 | 8歳9ヶ月 |
一般的な発達と比べると、かなり遅いことは遅いのですが
ちゃんと出来るようになりました。
(自発の指差しに関する記憶が曖昧なのですが…)
7歳までは欲しいものに手を伸ばすような感じで、指差しの形を作ることも難しかったのです。
手全体を使って差す場合は
手指機能の分化がまだ未熟
という事らしいんです。
指差しの手の形を補助しながら何度も教えましたが、なかなか出来ませんでした。
きちんと1本指で差しているかは重要との事。
一緒に絵本を見ながら
『バナナどれ?』
『バスは?』
などという問いに指差しで答えるようになりました。
内言語も増えているということでもありますね。
自閉症の息子が指差が出来るようになったのは8歳
一般的な発達と比較するとものすごくゆっくりですが、息子は息子で著しい成長を見せてくれているのでまだまだ今後もたくさんの可能性があると思っています。