現在8歳の息子は幼児期に感覚過敏とこだわりが強くそれはそれは大変でした。
具体的には
●上履きが履けない
●オムツや服の感触が嫌で外でズボンやオムツを下ろしてしまう
●服は綿素材のものしか着ることが出来ない
●帽子や手袋が身に付けられない
●帰宅後すぐに全裸になる
●ボタンのあるシャツやポロシャツが苦手
●爪や髪を切る時は発狂レベル
など。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
今ではかなりその感覚過敏も和らいで過ごしやすくなったのですが、最近更に成長が見られた出来事がありましたので紹介します。
【自閉症】感覚過敏とこだわりが和らぎ成長が見られた出来事
先日学校で担任の先生との面談があり、
個別課題ではボタンの掛け外しが上手に出来ているので、実際にボタン付きの服を着て練習してみませんか??
とのご提案を頂きました。
そういえば、ボタンのあるシャツを着せていないしずっと避けて来たな…。
これまでボタン付きの服を避けて来た理由は
⚫︎過敏で素材が苦手な物が多い
⚫︎ボタンが上手く出来ないと癇癪→それなのに最後まで自分でやらないと気が済まないため癇癪がヒートアップ
⚫︎一番上のボタンも付けないと気が済まない→固くて出来ない→癇癪
しかし最近は過敏も和らいでいるし出来るかも?!
ということで、ユニクロでシャツを買ってみました☆
そして問題の一番上のボタンを切って外して無くして…
着れた!!!
ボタンも自分で出来た!
前は一瞬着ても秒で脱いでいましたが、脱ぎ捨てることもなく学校に着て登校することも出来ました(*^_^*)
担任の先生から学校での着替えも問題なく出来たとの報告。嬉しい。
感覚過敏とこだわりが強すぎてお洒落とは無縁かな…と思っていましたが、これからは少しずつお洒落服が着れるかな?
お洒落だけではなく、高等部になると制服になりますし、発表会などで衣装を着る機会もあります。色々な素材の服に少しずつ慣れて行けたら良いと思います。
無理せず少しずつ(^ ^)
【自閉症】感覚過敏は治るわけではない
現在息子は感覚過敏が和らいでおり生活に支障はありませんが、ただそれは感覚過敏が治った無くなった訳ではなく、その過敏は常に潜在的に存在してストレスなどがきっかけで出現するものだと思います。
何だかヘルペスウイルスのような感じですよね。健康時には発症せず免疫力が低下するとウイルスが暴れだすような…。
息子もストレスを感じやすかったり外で無理をしてしまうところがあるので、現状に安心せずに引き続き適切な支援が行き届くように気を付けなければならないと感じています。
【自閉症】感覚過敏とこだわりが和らぎ成長が見られた出来事・まとめ
感覚過敏も重度だった息子。今では生活に支障がない程に改善されました。
ただストレスなどでまた出現する可能性もありますので、日々の生活に気を配りながら出来る事を増やして行けたら良いと思っています。