【自閉症】息子が傘を差して雨の日歩行が出来るまで

10歳の息子は重度知的障害を伴う自閉症です。

支援学校に通っています。

雨の日に息子と一緒に歩けるようになるまで、かなり時間がかかりました。

でもね、少しずつ出来るようになったのですよ。

超スモールステップ。

今日も極寒・悪天候の中でも徒歩20分ほどのバス停から歩いて帰宅することができました。

幼少期から小学校低学年の頃までは、なかなか雨の日に傘を差して一緒に歩くことが出来ませんでした。

雨の日歩行が難しい理由として

  • 傘が上手く差せない
  • 感覚過敏でレインコートを着ることが出来ない
  • 雨で服が濡れるのが不快
  • 疲れる

が挙げられるかと思います。

ですので、幼少期は殆ど車でしたよ。

小さい子供を2人連れて雨の日に歩くなんて難易度高過ぎでした。

自分自身にも余裕がありませんでしたし。

でもね、息子が小学生になってから、そろそろ少しずつ練習しなければ…と思い、超スモールステップで始めました。

  1. 最初は超短距離から
  2. 小雨の日に実行
  3. 雨量が多い日は無理せず車で移動
  4. レインコートを着ることに慣れる
  5. 傘を差してみる

というような感じで。

最初はマンションから駐車場まで(若干離れている)の距離から始めて、まず傘を差してみる。

そして、少しずつ距離を伸ばしていく。

レインコートも同じように着せて慣らしてく。

腕の力も弱かったので傘を安定して差せるまでに時間がかかりましたが、成長と共に身体も身体の機能も成長し、雨の日でも一緒歩くことができるようになりました。

歩道橋を使うこともありますが、傘を差しながらしっかり足元を見て登り降りできます。

成長したな…としみじみ感じます。

何事も超スモールステップですね。

目次