【自閉症】息子の障害・現実を受け入れるまで

現在息子は7歳。養護学校に通う1年生です。

1歳11ヶ月で広汎性発達障害との診断を受け今に至る訳ですが、もちろん当時は現実を受け入れることが出来ずにいました。

アルアルな話らしいのですが→「ウチの子に限って障害がある訳がない!」と、障害のある我が子を受け入れることが出来ないということは全くなかったのですが、この状況を整理することが出来なかったと言いましょうか。

頭の片隅で理解しているのですが、何か奇跡が起きて治るのではないか?とか、突然喋るようになるのではないか?など非現実的な思考が頭の中に現れては通り過ぎていくような感覚でした。

息子の障害についてあまり知られたくない。限られた人にしか話したくない。そんな風に思っていました。

ウダウダと友達に悩みを話してばかりで、鬱陶しいと思った友達もいると思います(_ _).。oごめんなさいね。でもね、あの時はそうするしか出来なかった…。聞いてくれてありがとうね。

目次

【自閉症】本当の現実・重度知的障害

療育センターの早期療育に通ってから少しずつ『本当の現実』を受け入れるようになってきました。他のクラスの編成などお子さんの様子を見ていると、

「この子の知的障害は重度なんだ。」と徐々に感じるようになりました。

その前に通っていた民間の療育で

「もう少しで喋るようになるよ!」という言葉を信じていて淡い期待を抱いていたのが

「この子は一生喋らないかもしれない」とう思いに変わってきました。

落ち込まなかったというと嘘になりますが、
この言葉だけを聞くとものすご〜く重く感じるかもしれませんが、

それなら

「言葉以外に伝える方法があれば良い」という思考に変わってきました。

【自閉症】現実を受け入れることは諦めることではない

「この子が生きやすく、楽しく笑っていられれば良い」

現実を受け入れることは、決して諦めることではありません。

しかしながら、あまり大きな期待をせずにその子に合った支援をするということは、とても大事なことだと思うのです。

つまり、

●その子はその子で良い

●良いところを伸ばせば良い

●焦らない

という考えで、今現在私の中でまとめることが出来ています。

ですので、少し何かが出来た時は、赤ちゃんが歩いたときのように喜んでしまいます。
自閉症特有の行動や謎の行動があっても

「ほほーぅ、そう来たか!」「そんな思考なのか!」

と面白く興味深く捉えるようになり、とにかく可愛くて仕方ないのです。

【自閉症】息子の障害を受け入れる・今は前を向いて

こんなに楽観的で大丈夫なの??と心配になる人もいると思いますが、今は後ろを振り返らずに前に進むことだけを考えています。

「障害があって大変だなぁ、可哀想だなぁ、本当は辛いんだろうなぁ」

と心配している人もいるかもしれませんが心配無用です。

私はこの現実を受け入れて前向きに人生を楽しんでいます。

今となっては息子の障害について聞かれても何でも答えられます。むしろ聞きにくいこともたくさん聞いて欲しいと思っています^_^

それで誰かの役に立てるのであれば本望です。

あわせて読みたい
著者について このブログを書いているcocoroと申します。 息子の母でございます。 ご訪問ありがとうございます。 最近ブログをリニューアルしました(2023年6月) 久々に自分の書いた記...
目次