3歳で早期療育科〜精神的に参っていたときのお話〜

息子が療育センターに通い始めたのは、おおよそ3歳。

1クラス10人での集団療育。タイプが似ているお子さんで構成されたクラスでした。

息子が自閉症だと診断されてから、ここまで来るのに長かった…。待ってましたの療育センターです。

2歳前から急に自閉症の特性が強くなったため、色々な問題を抱えていました。

通い始めて間もない頃、担当の先生に書いた連絡シートにこんなことを書きました。

最近疲れます。家にいるとズボンを脱ぎ、さらにオムツも脱ぎ、ひどいとオシッコをジャーです。オムツを履かせても脱ぐ、服を着せても脱ぐ、の繰り返しです。外でも靴を脱ぎます。テーブルの上のご飯やお菓子を下に落とし…。家事や息子のイタズラの処理で1日が終わり何だか参っています。自分がイライラして息子と全然向き合っていない気がします。それと爪と立てて抓るので私の腕が傷だらけです。問題行動は無視するべきと分かっていますが、痛いので「痛い!」「止めて!」と言ってしまいます。どうしたら良いですか?対処法が分かりません。

参っていましたね。

それに対しての先生からのお返事

お家で大変なようですね。笑顔でご飯やお菓子を落とすなどの行動をしているようなので、1日10分でも良いので抱っこをするなど息子さんと密に関わる時間を作ってみてください。

なるほどね。。。構って欲しかったのかな。母のイライラって子供に伝染するんですよね。でも、行き詰まって発散する場もなくて本当に大変だったな。

些細なことでも、ちょっとしたアドバイスをもらえたり、先生と話せたり、同じ境遇のママさんたちと話が出来るだけでも心が救われていました。

こんな状態で家に閉じこもっていたらどうなっていたか分かりません。

息子を連れて療育センターに行くだけで毎回グッタリでしたが、疲れながらも精神的に救われて改善策を提示して下さり、今でもセンターで学んだことがベースとなっています。

大変でしたが、あの時頑張って本当に良かったなと心底思います。

 

 

 

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