全身麻酔での歯科治療

2つ目の障害者歯科。そこは療育センターからの紹介ということもあり今度こそ大丈夫!という安心感がありました。

月に1回の定期検診。診察台に横になって歯磨きをしながらお口の中全体を診てもらいます。ここでも母子分離で保護者は待合室で待機します。

最初は診察室に入るのも拒否。ギャン泣き汗だく。もちろん毎回パニック。

ある日、虫歯がいくつか発見され全身麻酔で治療を行うことに。不安はありましたが、痛い思いもしないし眠っている間に終わるので精神的負担も少ないということで全身麻酔での治療を決断しました。

まず、前日21時からの絶食。

お口の中の治療なので、鼻から気管内まで管を入れて気道を確保します。治療時間も約3時間と長め少し不安でした。

鼓膜チュービング手術では笑気麻酔で時間も手術時間も5分程でしたので、こんなに長い時間麻酔をするのは初めて。ちょっと怖い。

処置室に入り麻酔が効いたところで一度主人と私が呼ばれました。口の中を見ながら治療について説明をされました。

意識がない息子の口の中を見た時は、怖さと切なさと不安と悲しさが入り混じった何とも表現出来ない感情になりました。

とにかく無事に終わって欲しい。。。歯の治療くらいで大袈裟な!!!と思うかもしれませんが、麻酔が効いた意識のない息子を見て不安になったのを覚えています。

3時間後、無事に終わりました。

鼓膜の時の術後同様、麻酔から醒めたあとはとにかく機嫌が悪い。それに加えて今回は鼻から喉を通じて管を入れておりましたので、喉に違和感があったようです。指を喉の奥に突っ込もうとするのです( ;∀;)またその違和感でパニック。。。

帰宅後も気分の悪さは続きました。

そして翌日、何故が嘔吐( ̄◇ ̄;)全身麻酔の影響なのか、それとも胃腸炎なのか分かりませんでしたが、本人にはかなり負担だあったように感じました。

もう全身麻酔での治療したくないな…。というのが正直な気持ちです。。。

そして、その後定期検診で通っていたのにも関わらず虫歯を発見してもらえなかったことが数回ありました。いつも歯磨きをしていて虫歯を発見するのは私。それを伝えると…

「あー虫歯だね」

∑(゚Д゚)

先生、、発見してよ( ;∀;)

挙げ句の果てに、もう暫く予約がいっぱいで治療が出来るのは最短で1.5ヶ月後とのこと。

なんてこった。

それで途方にくれて主人と相談して新たな歯医者探しをした訳です。。。

主人と各自ネットで検索。主人が最初に見付けた歯医者さんに電話をして問い合わせました。そこで素敵な神歯医者さんに出会うことになります。

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