自宅での過ごしに困り果てて療育センターの先生の相談した時に紹介された本がこちらでした。
知的障害・発達障害のある子どものための
「住まいの工夫ガイドブック」です。
発達障害の子を育てていると、突発的な行動や想定外の遊び方をしてしまうため、家の中の様々なところが危険箇所と化していきます。
★キッチン
★ベランダ
★玄関
★トイレ
★洗面台
★浴室
実際に自宅での生活の中で困っている親御さんはたくさんいらっしゃいます。
●キッチンに入ってきてガスコンロの火を付けようとする
●冷蔵庫から食べ物を持っていく
●玄関の鍵を開けて脱走する
●窓から落ちそうになる
●トイレットペーパーを延々と引っ張り出す
●洗面台の水を出しっぱなしにして遊び始める
こんな、お悩みをよく聞いておりました。
お母さんたちヘトヘトですよね。
しかし、それを構造化することによって危険を回避したり、お子さんの視覚的な刺激を減らしたり、ルールを設けやすくなる、という本です。
キッチンの問題を抱えているお母さんが多く、改修工事を行ったという友人が数名いらっしゃいます。
実際に大幅に構造を変えようとして工事をすると結構な費用が掛かりますが、費用をかけなくても出来る工夫についてや、読むだけでもヒントとなるようなことがたくさん書かれています。
息子は鍵を開けて勝手にベランダに出てしまうことがありました。転落の危険は然り、ベランダから物を落として通行人に怪我をさせてしまう可能性があるため、ベランダ対策は急を要しておりましたので、↓↓このように改修しました。
この本にも掲載されていますが、鍵付きクレセントを設置
写真左のようにクレセントに鍵が付いておりクレセント自体をロックをすることが出来ます。
その他に、家で行った工夫についてはこちらの記事でご紹介しております。
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自宅での過ごしにお困りの方には、ぜひ読んで頂きたい本です!
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