鼓膜チュービング手術

あまりに中耳炎を繰り返すので鼓膜チュービング手術をすることになりました。これまでに行ったチュービング手術は4回です。

【鼓膜チュービング手術とは??】

鼓膜に小さな穴を開けてチューブを挿入することで耳に溜まった膿や水を出しやすくするものです。

急性中耳炎になると鼓膜内に膿が溜まり真っ赤になってパンパンに腫れるのです。これが物凄く痛いらしいです。私は中耳炎になった事がなく息子の痛みを分かってあげる事が出来ませんでした。。。

普段水も溜まりやすく滲出性中耳炎も繰り返していたので恐らく聞こえも悪かったと思います。

手術ということで不安はありましたが、息子が苦痛から解放されるのかと思うとホッとしました。

で、2歳半で初めてのチュービング手術。ですがその前に、術前検査。

血液検査やティンパノメトリー検査(鼓膜に圧を加えて鼓膜の動きを検査する)をしました。暴れますよねぇ。何もかも嫌です。そりゃぁ嫌ですよね。ここは押さえつけて何とか乗り切りました。

全身麻酔で行うために前日21時以降は絶食。食べることが大好きな息子にとって、どう対策を講じるか悩みましたが

息子が起きている間は食べ物を全て撤去。家族は息子の前では何も食べない。

説明しても分かりませんので、もうこれしかありませんでした。

病院に到着して待機するベットに案内されるのですが、恐怖心と異常な程の感覚過敏から血圧を測定するのも嫌がる、バイタルを計測するパルスオキシメーターを指に挟むことも大騒ぎでした。

どうにかそれも乗り切って、いざ手術台へ。

まぁ泣きますよねー。笑気麻酔をするのですが、麻酔科の先生が

「大泣きする子はすぐ麻酔が効くよ〜!」と場を和ませてくれました。

手術時間は約5分程という短いもの。

あっという間に終わりました。

看護師さんから「麻酔が覚めた後はかなり機嫌が悪くなります。」と言われていました。すぐに覚醒し気分が悪いのかずっと汗だくになる程泣きました。。。

それでも「これで中耳炎の痛みから解放されるし聞こえも良くなるんだー!」とホッとしていました✨

と、その安堵も束の間。

経過はいつもの耳鼻科で診てもらうことになっていました。術後1週間後に耳鼻科に行くと、、、

ガーン!!!(>人<;)

チューブが取れていたのですー!!!

えー、そんなことってあるの??

耳鼻科の医師「鼓膜が異物と認識して出してしまったのだろうねー。再生力が強かったんだろうねー。まぁ、たまにあるんですよ。もう1回やりましょうか。」

ガーン、ガーン、ガーン_:(´ཀ`」 ∠):

という訳で、2回目。2回目は無事に数ヶ月持ちました。

暫くしてチューブが抜けて、また中耳炎を繰り返して、計4回のチュービング手術をした訳です。

 

 

 

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