『スマホ脳』スマホを見過ぎるという問題行動に対して先行事象の変更を試みる

『スマホ脳』を読んで。

ドーパミンという脳の報酬物質からの
中毒、依存状態。

実験結果から、スマホを手に取って画面を見るだけではなく、スマホという存在が僅かにでもあれば認知能力の容量が減るという。

要は
『メールが来ているかもしれない』
『良いねが来ているかもしれない』
という

『かもしれない』が大好きな脳から
『ドーパミン』が放出され
気が散るということだ。

SNSについては
SNSによって社交的で意義深い社交をしていると思いがちだが、それは現実社会の代わりにはならないと。

それにSNSはアルゴリズムの影響で自分の興味関心で入ってくる情報が偏る。結果、思考にも偏りが生じる可能性があると思っている。常に物事を俯瞰して見ることは大事だ。

スマホなどのデジタルを適切に有効活用することが出来れば問題ないと思うが、なぜスマホではコントロールし難いかということが分かる本。

特に子供は自分でコントロールすることが難しい。親がコントロールする必要があるだろう。

ただ大事なのは、これらについて自分で問題提起をし何が自分にとってベターであるかを評価し、必要に応じて行動変容させていくことではないか。

ゼロにする必要はない。

まぁ、我が家にとっては
スマホは悪い影響の方が大きい。

実際に息子は幼少期にiPad中毒になり、完全にiPadを取り除いている。

YouTubeは自分が見ている動画に関連するオススメの動画が表示され

次はもっと面白いものが見られるかもしれないという

『かもしれない』ドーパミンが放出され、どんどん依存状態になったのだろう。

スマホを見過ぎてしまうという問題行動を変えるため、私と娘は集中したい時にはスマホを近くに置かないなど先行事象の変更を試みている(夫は行動変容する気なし)

一部SNSはスマホからログアウトしている(完全にやめるというわけではなく気が向いたらやる)

スマホ脳を読むかも
スマホを極力手放すか否かも
あなた次第。


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