【養護学校入学】自閉症息子の学校生活

重度の知的障害を伴うため、地域の小学校の支援級という選択肢は全くなく進路相談の際も養護学校を強く希望しました。

希望通り養護学校に入学することが出来ました。

進路が決定するまでの経緯をこちらで紹介しています。

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養護学校での生活・学習

養護学校での学習には、着替え・食事・排泄などの身辺自立に向けての内容が盛り込まれています。学習内容も、体育・図工・生活・音楽と息子にとっては楽しいことばかり。その中にも課題別学習もあり順番待ちも経験します。個別課題学習も本人に合わせた内容で行ってくれます。

毎日担任の先生と連絡帳のやりとりがありますが、その日の様子を詳細に報告してくれます。子どもたちのお昼寝もないし、先生たち一体いつ書いているのだろう??と不思議なのですが…。こちらも毎日息子の様子などを書かなければで、これがなかなか大変ではあるのですが(先生たちも大変ってことね)パソコンスマホばかりのこのご時世に文字を書くというのは本当に頭が鍛えられますし、何より最高の備忘録となっています。

お話が出来ない息子ですので毎日ご報告を頂けるのは有り難い限りです。

養護学校・特別支援学校に進学するメリット

養護学校や支援学校に進学するメリットについて私なりの見解です。

児童に対する先生の配置人数の違い

画像引用元:あいである広場 https://ai-deal.jp/life-hack/post-3214/

特別支援教育教員免許の有無

支援学校・養護学校の先生は教員免許の他に特別支援学校教員免許が必要です。
障害や特別支援についてのカリキュラムを履修しています。

子供に合った教育が受けられる

これはお子さんの障害によるとは思いますが、支援級では学年が上がるにつれて周りとの差が開いてきてしまい、ストレスを感じてしまうお子さんも多いようです。

また、地域の小学校はどうしても学校の規模が大きかったり、クラスの人数が多いので、その環境に馴染めないこともあります。

【養護学校入学】自閉症息子の学校生活

息子は養護学校に入学して、たくさん褒められ小さな成功体験をたくさん積み重ねることによって自己肯定感が高まってきたように思います。

パニック・癇癪が酷かった約2年前に比べると精神的にとても落ち着いています。

環境って大事です!!

あと少しで2年生になりますが成長がとても楽しみです。
引き続き見守っていきたいと思います。

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